栖足寺住職 千葉兼如 京都個展開催

栖足寺住職 千葉兼如個展in京都
龍-祈りと安穏

Japanese Doragon Art
Prayer&Calm
Zen Monk Kenjyo Chiba Exhibition
In Kyoto

龍とは大自然そのものである。
今こそ畏敬のまなざしで心の豊かさや安穏を洞察する時。

Dragons are nature itself.
Now is the time to be in awe and to gain
insight into the richness and peace of mind.

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【会期】2023.10.28(Sat)〜10.30(Mon)
11.2 (Thu) 〜11.5 (Sun)
【時間】11:00〜18:00

【作家在廊日】10月28.29日
11月3.4.5日

【ギャラリートーク】
作家在廊日 14:00〜

【会場】つぼみ堂|Tsubomido

〒606-8205 京都府京都市左京区田中上柳町90
叡山電車・出町柳駅を東に徒歩2分、「
さいとうはり灸院」隣

Mail : i.tsubomido@gmail.com
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<作家プロフィール>

臨済宗 建長寺派 栖足寺33世住職

千葉兼如 Zen Monk Kenjyo Chiba

1974年東京生まれ

高校卒業後、サックス奏者としてのキャリアを積んでいくが、
世の中に無常と無情を感じ33歳で仏門への出家を決意。

三島龍澤僧堂にて後藤榮山老大師に参禅し、修行と副住職を経て、
2013年 静岡伊豆河津 栖足寺住職に就任。

心の安穏と洞察を追求し、芸術で仏教(禅)布教を展開。
無心の状態で創り出される芸術は繊細で簡潔な表現が禅の要素を反映し、
静かで内面的な美を追求することで、観る者の心の豊かさや平穏さを促す。

2022年 興山舎発行 「みんなを元気にする10人の住職」 掲載

個展

2023年5月 開国下田みなとギャラリー 「アートで伝える仏教」
2023年7月 パルテノン多摩ギャラリー 「龍画展」
2023年11月 京都 つぼみ堂 「龍-祈りと安穏」

 

栖足寺 住職 千葉兼如 絵画個展開催

栖足寺住職が仏教布教のために描き上げた作品を一堂に展示、販売いたします。

〜アートで伝える仏教〜

栖足寺住職 千葉兼如 個展

2023年5月3日(水)から7日(日)

【会場】 ベイステージ下田 市民ギャラリー2 (道の駅開国下田みなと)
静岡県下田市外ヶ岡1-1
0558-25-3500
無料駐車場226台

【時間】 10時〜16時(最終日14時まで)

入場無料

海に面した道の駅ですので、市場、お食事、観光船など色々と楽しめる場所です!

【 千葉兼如 】

臨済宗 建長寺派 鳳儀山
栖足寺 33世住職

アートで禅(仏教)を表現し
新しい形の布教を展開。
書、水彩、漆喰、漆を使い独自
の技法で描かれる作品は光の加減、
見る角度で姿を変え見る者の
仏心に訴える。

現代アートの仏画と評され、
各方面から支持を得ている。

#個展 #美術展 #現代アート #仏画 #書道アート
#下田 #御朱印

令和4年お正月特別御朱印のご案内

【お正月限定御朱印のご案内】
かっぱの寺 栖足寺では令和4年年始1月元旦から5日までお正月特別御朱印を直書きにて対応いたします。
伊豆旅行、初詣に是非ご参拝ください。
◆開門時間9時から16時 年末年始は無休です

◆御寄進600円(両面直書き)※書置きも用意があります。

河津ならんだの里 南禅寺 プロジェクションマッピング開催中!!

栖足寺のお隣(車で5分)、南禅寺では
令和3年11月6日より河津ならんだの里 南禅寺でプロジェクションマッピングが開催されています!
神秘的に映し出される薬師如来や地蔵菩薩、疫病退散、国土安穏の願いを込めて!
栖足寺住職がプロジェクションマッピング制作を担当いたしました(^^)
・11月6日~1月10日までの毎週土日祝(定休日は除く)
・11時からと13時からの2回上映
※仏像展示館の拝観料300円がかかります。
栖足寺からトゥクトゥクでの送迎もありますよー

伊豆「河津」桜まつり限定御朱印の書き方、お見せします!

開幕いたしました!河津桜まつり2019

いよいよ2月10日から河津桜まつり2019が開幕いたしました!
今年の開花は例年並みで見ごろは20日頃になりそうです。

只今(2月11日現在)2~3分咲きというところでしょうか????
♪さくらー吹きのーサライーの空はー♪まであと数日ですね!

桜まつり限定御朱印の書き方

さて、前回の号でもお伝えいたしましたが、桜まつり期間もたくさんの方々がお参りにいらっしゃいます。
多くの方にご仏縁を結んで頂けて有難い限りで、その感謝の気持ちを込めて一枚一枚、御朱印帳に直書いたします。

しかし、限られた時間でお越しになられてる方も多く、お参りだけではなく、河津桜を楽しんでもらいたいので、
直書きだからと言って、あまり長い時間お待ちいただく訳にはいきません。

そんな思いから生まれた、アートな桜まつり限定御朱印を素早く、美しく書く方法をお伝えしたいと思います。

まず、河津桜の木を古木風に墨で書きます。

そこで、早くも登場です!!マンボー!ではなく、綿棒No5!!

この、綿棒No5に河津桜色の画材を染み込ませ、トントントントン!
トントントントン!
トントントントン日野の2t♪していき、やがて散り行く花びらを表現します。

ある程度、トントンしましたら、アクセント黄緑の枝を入れていきます。

そして、これもアクセントに赤を少量、散りばめます。

そして、今度はまた綿棒No5登場で、やがて散り行く花びらの更に増やします。
この時、花びらの大きさを変え、立体感を出すのがポイントです。

そして、大事な大事な※「三宝印」を押し、お釈迦様の梵字を入れます。

栖足寺の印もお忘れなく!

最後に、桜まつりでのご参拝が記念になるよう「平成31年河津桜まつり」の印をおし完成です。

この手法で、製作時間は約3分。住職の私、寺庭さん(お寺の奥さんの呼び名)、書き手の萩原さんの三人が、年末から練習し書けるようにいたしました。
これで、参拝の方々が本堂内「河童ギャラリー」を楽しんでいる間にお書きいたしますので、スムーズに拝受が可能になりました。皆様のご来寺お待ち申し上げます!

三宝印とは

最後に大事なお話です。
皆様のご参拝の証として押す「三宝印」まさにこれが「御朱印」なのです。

三宝とは仏教の教えで最も尊ぶべき3つのもの「仏」「法」「僧」で、
「仏」とはお釈迦様のこと。
「法」とはお釈迦様が悟りになられた教え。
「僧」とはお坊さんだけを指すのではなく、お釈迦様の教えを正しく伝える人を指します。

仏、法、僧、宝と四文字書かれた印が三宝印なのです。

御参拝、納経をし御朱印を拝受される方、また御朱印がきっかけで仏教の素晴らしさに触れる方、これもお釈迦様の教えを実践している大切な宝「僧」なのではないでしょうか。

栖足寺は御朱印を通して、仏教の入り口に立たせてあげること、それも大切な布教だと思い御朱印拝受を行っています。

かっぱの寺 栖足寺
桜まつり限定御朱印拝受期間 1月20日から3月31日まで
見開き1000円ご志納
≫https://kappa.live/akusejo/

河津桜発祥の地、伊豆「河津」の古刹、かっぱの寺 栖足寺の御朱印『桜まつり限定御朱印』

良寛さんの歌から福山雅治さんと共感

栖足寺境内の河童像

「裏を見せ、表を見せて散るもみじ」ならぬ桜。満開の河津桜を見て、切なくなるのは私だけでしょうか?

いやいや、福山雅治さんの桜坂でも

♪「揺れる木漏れ日 薫る桜坂、悲しみに似た 薄紅色」

と歌っているではありませんか。

あのマシャも切なくなっているですから、少なからず切なくなる方も多いはず。

私の場合は、修行に出た時がちょうど満開の桜の時期、その光景が今も鮮明に残っているのです。
修行といっても、ちょっとそこまで滝に打たれてくるわあでは済まされず、3年はお山に籠らくてならず、当時2歳の長女と妻を残しての出発は非常に辛いものがありましたから、優美な河津桜も悲しみに似た薄紅色になってしまう訳ですね。

恐れ入ります河津桜! いよいよ河津桜まつり2019が始まります!

前置きが長くなりましたが、いよいよ「河津桜まつり2019」が2月10日からはじまります!!

春はここからとあるように、寒風吹きすさぶ2月に桜が咲くのは日本でもあまりないことですから、たくさんの方が春を感じに、ここ河津へやってきます。
しかも、まだ寒い時期ですから、桜の花がもつのです。一か月も咲き続けるのです。

「咲くも無心、散るも無心、花は嘆かず今を生きる」

という坂村真民さんの歌があるように、無心に咲き続けないと、河津桜も最後はヘトヘトです。

人口8千人弱の小さな河津町に、多い時で一か月約100万人の方々が訪れるわけで、人口の125倍、ワンツーファイブ、125倍の方が、この小さな町、このそーずらそーずら河津町に来るわけですから町民皆、目の色が変わります⚡⚡。

いや、ほとんどの河津町民はいつもと変わらない日常を河津桜に囲まれて優雅に過ごしております。

河津川沿いに約850本、町内8000本と人口よりも多い河津桜が咲き誇りますから、それはそれは見ごたえあります。

♪もしも私が、河津町に家を建てたなら、真赤なバラと河津さくら
子犬のよこにはあなた あなた~~

ですから、町中、桜、桜、桜、みかん、桜、桜でまさにフィスティバルです。

河童さんの大喝!と、ある思いから生まれた御朱印

峰大橋(通称かっぱ橋)の河童像

そんな私も、数年前まではさくらモッフルを食べながら、観光客に紛れのんびり桜見物をしておりました。
しかしある時、桜たい焼きを食べながら桜見物をし、その時はもう少し、河津川の上流まで河津桜並木を歩いてみようと、峯大橋、通称かっぱ橋(なぜかっぱ橋かはいつかお話します)まで行ってみました。

そこには何とも言えぬ河童像が鎮座しているのですが、河童さんが何か言いたそうにこちらをジ~っと見つめていました。
しばらく私も河童さんを見つめていると、突然、河童さんがしゃべり出したのように思えたのです。

「おい!おまえ!なにをもちもち生地の桜たい焼き食べながらのんびりしてるんだ!
こんなにたくさんの方々が河津に来てくれているのに、栖足寺にお参りしてもらえるよう努力しないのか!
お参りしてもらうことが仏教への仏縁を結んで頂ける第一歩だろうが!
それも布教の一つじゃろ!喝!」

住職(当時は副住職)がのんびり桜見物が出来るぐらいですから、当然、このたくさんの観光客は桜まつり会場のすぐ近くにある栖足寺にはお参りには来ません。
当たり前です。何もお寺への案内をしていないのですから。
しかし、この時の河童さんの大喝で住職として、頂いたお役目が出来ていない自分が情けなくなりました。

この時から、桜まつり時に少しでも仏教に御縁を結んで頂けるよう改革が始まりました。
境内の整備、案内の充実、etc。

平成30年桜の香り付き桜まつり限定御朱印

その一つに、桜まつりでのご参拝が記念になるよう「桜まつり限定御朱印」の拝受が始まりました。

昨年平成30年、一昨年平成29年には、桜の香りがする「桜まつり限定御朱印」の拝受も行いました。
限定御朱印に桜の香りを着けた、それだけでも他にはないことなのですが、香りを付けたという思いは、河津桜まつりに訪れ、栖足寺で御朱印を拝受し、河津を満喫して家に帰った後も、拝受した御朱印に残った、桜の香りを感じることで、河津町、そして栖足寺、さらには仏様の事を連想して頂きたいとの思いでした。

達磨大師の教えに「不立文字」という教えがあります。
文字では真理は伝わらない
という事ですが。
人間は文字にとらわれがちです。

平成29年桜の香り付き桜まつり限定御朱印

特にこの情報社会、文字以外で伝わることも大切にしないといけません。
例えば、桜の香りを感じ、連想すること、これも一つの不立文字の実践なのではと考えるのです。
桜まつり限定御朱印の拝受を機に、五感を研ぎ澄まし、活用した生活を送って頂きたいという思いからだったのです。

このような、一つ一つの積み重ね、周囲のご協力が実り、今では沢山の方々がお参りして頂けるようになりました。
大変ありがたいことです。

感謝の気持ちを込めて一枚一枚、御朱印帳に直書きさせて頂きます

そして、今年平成31年「桜まつり限定御朱印」は感謝の気持ちを込めて、一枚一枚、御朱印帳に直書きさせて頂きます。
このように手の込んだ御朱印は書くのに非常に時間が掛かるものです。

しかし、多くの方がご参拝に訪れる桜まつり、そんなにお待たせする訳にはいきません。
時間を掛けずに素敵なアート御朱印を書く手法は次回のブログでご紹介させて頂きます。

平成31年
「桜まつり限定御朱印」

2019年河津桜まつり 2月10日~3月10日開催
≫http://kawazuzakura.jp/

かっぱの寺 栖足寺
桜まつり限定御朱印拝受期間 1月20日から3月31日まで
見開き1000円ご志納
≫https://kappa.live/akusejo/

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