きゅうり封じ

きゅうり封じcucumber sealing

弘法大師が聖徳太子の御廟の参篭中に感得された、救世利民・病気平癒の秘法として伝えられた「きゅうり封じ」。現在でも全国の寺院で行われています。
人の立ち姿に似たきゅうりを我々の身代わりに見立て、水分豊富なきゅうりに我々の病根、願いを邪魔する邪気を染み込ませ封じ込み、きゅうりに持ち去って頂き、病魔退散、無病息災、心願成就するものです。
また、きゅうりの輪切りにした切り口が、お釈迦様が説法をしている姿を現した「転法輪」に似ていることから、お釈迦様に救いを求めるとも考えられています。
きゅうりに関わりの深い河童。河童伝承の当寺でも河童を奉り、胡瓜封じ御祈祷を執り行っています。

転法輪ときゅうり封じのお札

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